2528162 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

きょう聖(ねこミミ)

きょう聖(ねこミミ)

選挙といえば共産党のデマ

2007年4月5日 16:36:36

 

『創価新報』2007年4月4日付

青年部座談会 31

政治家は責任を持て ドイツの社会学者
野党第一党首脳が放言 “私は公約集(マニフェスト)を読んでいない”


「実績横取り」に市民が激怒
関西の市長も“市民を冒涜するデマ宣伝”


竹内青年部長
佐藤男子部長
高木男子部書記長
熊谷関西男子部長
森山学生部長


 高木 統一地方選挙の投票日も、間近だ。新聞各紙の世論調査を見ても、今回は国民の関心が高いようだ。

 佐藤 時代は大きく変わっている。地方自治体が抱える問題も多い。国民が、いよいよ鋭く、厳しく政治家を見ている。

 熊谷 問われているのは「政治家の質」だ。ドイツの社会学者マックス・ウェーバーは指摘した。
 「政治家は仕事に対し全責任を負担する精神をもたなければならない」と喝破した。

 竹内 日本には無責任な政治家が、あまりにも多すぎる。
 「責任」を持って働く人物か否か。政党か否か。我々は選択を誤ってはならない。

各地で「不戦敗」

 高木 今回の選挙は「夏の参院選の前哨戦」という点でも注目されているな。

 森山 ところが野党第1党の民主党。新聞各紙が“今回の選挙でも存在感が薄い”と報道している。

 佐藤 そもそも候補者が立てられない。
 統一地方選挙では、13の都道県で知事選挙がある。だが、民主党は各地で独自候補の擁立を断念。結局、与党の“対抗馬”を立てたのは「推薦」を入れても、わずか5都道県だ。

 竹内 要するに「不戦敗」だ。

 熊谷 マスコミの報道によると、民主党の幹部が“出馬してくれ”と、いくら頭を下げても、あちこちで断られっぱなし。
 最後まで、候補のなり手が見つからなかったようだ。

 高木 新聞各紙も厳しく批判している。
 「残念なのは民主党だ」「有権者の選択肢を狭めることになった責任は重い」(毎日新聞)
 「現職に相乗りしたり、候補者擁立を見送った民主党の責任は重い」(東京新聞)等と追及している。

 森山 まったく、少しはしっかりしてもらいたいな!
 だいたい、あの党は不祥事が多すぎる。この7年間だけでも、なんと約90件もあるというじゃないか。

 佐藤 それも、覚醒剤、痴漢、ストーカー、暴行、傷害、学歴詐称、買収、弁護士法違反……。悪辣な犯罪ばかりだ。逮捕者は、議員と秘書だけで約50人だ。

ブーメランで自滅

 熊谷 最近じゃ、マスコミに「ブーメラン政党」とまで笑われている。
 自民党を追及しようとすると、すぐさま自分の党に同じ問題が発覚する。墓穴を掘る(笑い)。

 高木 年金未納問題、偽メール事件、事務所費問題、光熱水費問題……。ずっとブーメラン現象が続いている。

 森山 国民はウンザリだ。
 厚労相の発言を問題にした時も、そうだ。菅直人代表代行が、女性の出産について“生産性”云々と言い放っていた事実が発覚した。

 竹内 とにかく“不祥事体質”が直らない。いや、直さない
 これは党の責任だ。深く猛省し、性根を叩き直して、党を抜本的に刷新するべきだ。

 熊谷 その通りだ。この体たらくだから、選挙でも候補のなり手がいない。みんな出たがらないんだよ(笑い)。

 高木 民主党といえば最近、新聞にビックリ仰天の記事が出ていた。党のある最高幹部が民主党のマニフェストについて、記者に漏らした話だ。
 「あの分厚いマニフェストでは、誰も読まない。『おれも読まなかった』と言った」というんだ。


 森山 何だと! マニフェストは有権者に約束した“公約集”じゃないか。
 それを、党の首脳さえも、まともに読んでいなかったのか!

 佐藤 要するに国民をバカにしているんだ。
 本気で公約を実現しようという気持ちなど、さらさらない。口先だけ、格好だけで票を取ろうとしているんだ。

 竹内 まったく責任だ。だから、あの失笑を買ったCMのように、大事な時に舵を手放すんだ(笑い)。

アリバイ作り

 森山 ところで前回、共産党の「実績横取り」の話が出た。

 佐藤 とにかく手当たり次第に“あれも共産党がやった”“これもウチの成果だ”とデマ宣伝する。ますます血眼だな(笑い)。

 竹内 乳幼児や子どもの「医療費助成」の拡充を“自分たちがやった”だの。“ジョブカフェをやったのも共産党”だの。
 公明党や他党の実績を平気でネコババする。まったく悪辣千万だ。

 森山 僕の友人も呆れ果てていた。
 「ジョブカフェが共産党の実績? バカ言ってんじゃないよ。
 僕も公明の支持者の友達から聞いて、3年前に署名したから知っている。正真正銘、公明党の実績じゃないか」
と激怒していた。

 高木 全国の地方議会でも共産党の大ウソが続々と粉砕されている。

 熊谷 関西でも、ひどいのなんの。たとえば、大阪・寝屋川市。平成19年度から乳幼児医療費の助成が拡大されることになった。

 佐藤 これは長年にわたる、公明党議員と支持者の取り組みが実現したものだ。
 昨年末にも、公明の支持者が9万人以上もの署名を集めて市長に届けた。

 熊谷 この署名が市長を決断させた。
 「厳しい財政状況ではあるが、ぜひとも皆様のご要望にお応えしたい。乳幼児医療費助成を就学前まで拡大したい」と、その場で初めて明言した。

 森山 実に明瞭、明確だ。

 熊谷 市長は「公明の支持者の熱意と努力に、本当に感激した。どんなことがあっても応えなくてはならないと決意した」とも語っている。

 高木 ところが、だ。公明新聞などが「乳幼児医療助成制度 就学前まで拡充の動き」と報道すると、共産党が大慌て。市議が血相を変えて市長に面会を求めてきた(笑い)。

 熊谷 共産議員は「乳幼児の医療費助成の拡充は本当か」と質問。市長は「もちろんです」と答えた。
 すると数日後、共産党がビラを撒いた。

 竹内 またビラか(笑い)。

 熊谷 ビラにはデカデカと「乳幼児医療助成制度 就学前まで拡充のうごき」。そして何と「これは日本共産党市会議員団の申し入れに市長が答えたもの」と書かれていた。

 森山 何だと! まったくのウソ八百じゃないか。

共産市議が証言

 佐藤 いつもの横取りの手口だ。市長に会いに行ったのも、目的は「アリバイ作り」だよ(大笑い)。

 竹内 共産党の元市議も証言していた(「第三文明」5月号)。
 「共産党はアリバイを作るのがうまいんだ。自分も議員時代、よくやった」と告白していた(笑い)。


 熊谷 ほかでもない。市長自身が、いちばん怒っている。先日、地元の公明党の講演会でも語っていた。
 「(共産党のデマ宣伝には)呆れます。一体、どうなってんねんな。これは本当に公明党の議員と支持者の皆さんが一生懸命努力した成果を横取りするもの以外の何ものでもありません」
 「それが、天下の政党ですか。まさに、市民を冒涜したと言っても過言ではない」と厳しく糾弾していた。

 高木 さらに大阪・堺市でも、市長が共産党の「実績横取り」に激怒していたな。

 熊谷 そうなんだ。堺市では、公明党など与党が中心になって市立養護学校が新設された。その途端、共産党が“自分たちがやった”とデマ宣伝を始めた。

 森山 また“ハイエナ”か!

 熊谷 地元の公明議員が先日、市長に会った。市長も怒り心頭だった。
 “これは最近の実績横取りの中でも、いちばん悪質だ”“共産党は、ひどい悪口や全く責任のない行動をとっている。本当に理解できない”と鋭く批判していた。

 佐藤 だいたい、あの党は、どの政党にも悪口ばかり。ケンカばかり。独りよがりで協力しない。
 まともな仕事ができるはずがない。

署名のカラクリ

 森山 最近じゃ、はじめから「実績横取り」を狙って動いているよ。
 共産党がやっている「署名」一つにも、姑息なカラクリがある。

 熊谷 そうなんだ。たとえば、共産党の“青年雇用”に関する署名。僕の友人も読んでビックリしていた。
 「用紙いっぱいに、小さい字で“要望”らしきものを10も20もズラズラと並べている。だが、どれも抽象的な内容ばかり。何が言いたいのか、サッパリわからない」と呆れていた(笑い)。

 竹内 魂胆が見え透いているよ。
 あとで、どんな政策が実現しても“共産党の署名が実現した”“自分たちの実績だ”と無理矢理こじつけて宣伝するたくらみだ。これも結局「アリバイ作り」だよ(大笑い)。

 高木 まったく、ご苦労さんだ。
 そこまでして横取りするなら、最初から汗水たらして正真正銘の実績を作ればいいじゃないか(笑い)。

 熊谷 その通りだ。だいたい他人がやった仕事を横取りなんて、よくも恥ずかしげもなくできるな!

 佐藤 いや、さっきの共産党の元市議が語っていたよ。
 「共産党の議員なんて、厚顔無恥にでもなっていないと務まらない」ってね(爆笑)。


 竹内 バカバカしい。だから、ますます嫌われる。選挙にも惨敗するんだ。

 高木 なんといっても、あの党は今世紀に入って大型選挙で一度も勝てない。8連敗中だ。

飲み会三昧!?

 熊谷 最近じゃ、末端の活動家も腹の底では執行部をバカにしている。ナメている。
 地方議員の中にも、やりたい放題の人間が出てきている。

 森山 ある東京の市議会議員なんて、ひどいもんだ。しょっちゅう「飲み会」に出歩いている。自分のブログにも、何度も何度も書いている。

 竹内 いや、そういう議員が、あっちこっちにいるよ。

 佐藤 大丈夫か?(笑い)
 あの党は、4年前“禁酒問題”で大顰蹙を買ったじゃないか。

 高木 有名だ。政策委員長だった筆坂秀世が、酒席での「セクハラ」で辞職したときのことだ。
 志位委員長が“再発防止のために「自宅外禁酒」の内規を徹底する”だの。その直後“やっぱり、そんな内規はなかった”だの。右往左往して醜態を晒した(笑い)。

 竹内 そんな党の現職議員が、飲み会三昧か。しかもインターネットで、これ見よがしに公表している(笑い)。

 熊谷 党への当てつけで、やっているんじゃないか(大笑い)。

 高木 要するに、地方議員すら党の言うことを聞かない。やりたい放題し始めている。

 佐藤 いよいよ末期症状だな(笑い)。

 竹内 とにかく、悪事をはたらく政治家! 国民を欺く議員! もう真っ平だ。
 我々が支持する公明党は、今こそ奮闘してもらいたい。正々堂々と勝ち、政治改革を断行してもらいたい。

最近の主な「実績横取り」「デマ宣伝」

場所――デマの内容――顛末

京都府――「乳幼児医療助成制度」の拡充を“自分たちがやった”と実績の横取り――府知事が「与党会派からの要望をいただき、制度拡充の予算をお願いしている」と明言〈2月8日、府議会〉

東京都――「子どもの医療費助成」の拡充を“自分たちがやった”と実績の横取り――都の福祉保健局長が「自民党、公明党の申し入れなどを契機に検討に着手した」と明言。都知事も「(共産党は)事実を覆い隠し、自分たちに都合の良い理屈ばかりを、あげつらっている」と厳しく批判〈2月22日、都議会〉

京都市――「乳幼児医療助成制度」の拡充を“自分たちがやった”と実績の横取り――市長が「(拡充は)与党会派による府補助金の補助率格差解消の尽力もあって実現できた」等と明言〈2月27日、市議会〉

埼玉県――共産党の請願で「少人数学級」を実現させたとデマ宣伝――共産党の請願は県議会で否決。県教育長も「不採択の請願について執行部は拘束されるものではない」と否定。県知事も「卑怯な振る舞い」と厳しく断じた〈2月28日、県議会〉

神奈川県・川崎市――「子どもの医療費助成」の拡充を“自分たちがやった”と実績の横取り――市長が「(財源を生み出す行財政)改革に反対しており、おまけに成果だけは自分たちの手柄としている人たちがいることは、はなはだ残念」と糾弾〈2月28日、市議会〉

東京・杉並区――区内のグラウンドを整備し、遊び場に転用することを“自分たちがやった”とデマ宣伝――共産党はグラウンドの整備費が盛り込まれた予算に反対。区長も「予算に反対したものが実現したとは言えないのは当然だ」と厳しく指摘〈3月1日、区議会〉

東京・世田谷区――「中学3年生まで子どもの医療費無料化」“自分たちがやった”と実績の横取り――公明党などの推進によって実現したもの。区長も「共産党から提案されたから実現したという政策は一つもない」と明確に否定〈3月2日、議会〉

千葉県――「閉鎖予定だったジョブカフェを継続た」とデマ宣伝――県側が「以前から事業を継続する方針を固めていた」「閉鎖する予定はなかった」等と明確に否定〈3月6日、県議会〉

大阪・四條畷市――JR駅に設置されたエレベーターなどを“自分たちがやった”と実績の横取り――共産党は、エレベーター設置を含む予算に反対。市長も「(共産党の)主張は、一般的には理解しがたい。公明党をはじめ、皆様のお力でできた」と答弁〈3月8日、市議会〉

東京・足立区――“前共産区長時代に、区民生活擁護と財政再建を両立”とデマ宣伝――――実際は、前共産区長時代、区の実質単年度収支は赤字。現区長も「就任当時、大変厳しい財政状況であった」「(共産党の主張は)全く逆ではないか」と答弁〈3月9日、区議会〉

東京・足立区――「子どもの医療費助成」の拡充や「特別養護老人ホーム」の増設などを“自分たちがやった”とデマ宣伝――区長が「財政に反対していて、その成果は自分たちというのは、当たらないことではないか」と厳しく指摘〈3月9日、区議会〉

大阪・寝屋川市――「乳幼児医療助成制度」の拡充を“自分たちがやった”と実績の横取り――市長が“これは本当に公明党の議員と支持者の皆さんが努力したもの”共産党は、その成果を横取りするもの以外の何物でもない”と厳しく糾弾〈3月11日、公明党時局講演会〉

東京・昭島市――「介護ベッド購入に対する助成」について“自分たちの申し入れて実現した”とデマ宣伝――市の保健福祉部長が“市として実施の判断をしたのは、共産党の申し入れより以前のこと”と答弁。共産党の申し入れは“あと出し”だと発覚〈3月12、13日、市議会〉

名古屋市――市内を走る「地域巡回バス」について“自分たちがやった”とデマ宣伝――同バスの計画が盛り込まれた予算と決算認定のいずれにも、共産党は反対。市交通局長も“共産党の運動によって、市政が動かされたとは思っていない”と明言〈3月13日、市議会〉

大阪・茨木市――「国民健康保険料引き下げ」について“自分たちの署名で実現した”とデマ宣伝――市の健康福祉部理事が「(保険料引き下げは)市が所定の手続きにより算出した結果で、その署名どうのこうのというものではない」と明確に否定〈3月14日、市議会〉

山口・宇部市――「国民健康保険料、介護保険料の減免制度」について“自分たちがやった”とデマ宣伝――市当局が“共産党の実績ではない”と答弁。市長も「予算に賛成されて、初めて諸政策を推進することが可能となる」と、予算に反対しながら、成果だけを横取りしようとする所業を糾弾〈3月19日、市議会〉

大分・日田市――共産市議が虚偽を含む個人情報を載せたビラを不特定多数に配布――同共産議員に対して「市議会の品位を汚した」として、辞職勧告決議案を圧倒的賛成多数で可決〈3月22日、市議会〉

大阪・堺市――市立養護学校を“自分たちが新設した”と実績の横取り――実際は、公明党などの与党が中心となって実現。市長も「最近では一番ひどい実績の横取り」「共産党はひどい雑言や全く責任のない行動をとっている」等と厳しく批判〈3月26日〉



『聖教新聞』2007年3月29日付

青年部座談会
新時代を勝ちまくれ! 〈11〉


政治は「実績」「結果」が勝負

原田会長
谷川副会長
竹内青年部長
奥村東京青年部長
後藤関東青年部長
青木信越青年部長


ブーメラン政党

 後藤 国民の政治不信といえば最近、民主党が「ブーメラン政党」なんて呼ばれているな(笑い)。

 竹内 新聞各紙に出ていた。
 政府や自民党の不祥事を追求しようとすると、同じスキャンダルが、民主党の中から発覚する。
 これが「ブーメラン」にそっくりだというんだな(笑い)。

 青木 社民党の幹部ですらウンザリしていた。「このブーメラン現象は何とも遺憾」「正直、しっかりくれ、と言いたい」と呆れ果てていたほどだ。

 奥村 たしかに、国民年金保険の未納問題を追求しようとした時には、党の元代表自身の未納問題が発覚。

 後藤 自民党幹部を国会で追求しようとしたら、あの永田某のガセメール事件が起こった。

 青木 自民党議員の資金管理団体の問題を追求しようとした矢先に、参院副議長(民主党出身)の献金問題が発覚。副議長を辞任した。

 後藤 最近では、閣僚の光熱水費の問題を追求しようとしたら、自分の党の代議士に同様の問題が浮上した。

 谷川 新聞に書き立てられても仕方ないな(笑い)。

 竹内 政治評論家の伊藤惇夫氏が分析していた。
 「敵を攻める時はまず味方を固めなければいけないが、民主党は脇が甘い。自分のことすらきちんと調べていない。攻める事しか知らず、守りに弱い」
 「トータルで見れば、国民の目には同じ穴のむじなだろう」「東京新聞」3月16日付)と鋭く見ていた。

 谷川 これが野党第1党だ。国民が白けるのも無理はない。

 原田 ますます公明党の存在が大事だ。一段と重要になってきた。今こそ公明党の出番だ。政治不信を打破してもらいたい。

 谷川 ところで今、関東の同志が大健闘している。特に埼玉県の川口市、春日部市、上尾市! 千葉市の中央区!

 原田 それに埼玉県の新座市、埼玉市の北区!

 谷川 関東の大前進を皆が注目している。

病院で査問?

 竹内 そういえば先日、この座談会で「看護士の人権を侵害する病院」を取り上げた。

 青木 「特定の政党の選挙活動を看護士に強要している」という話だったな。

 竹内 ところが、座談会が掲載された翌日。職場の集まりで「この中に聖教新聞の座談会に情報を流したのがいないか」と看護士たちを“査問”した病院があったというんだな(大笑い)。

 後藤 へぇー、不思議なことがあるものだな。
 だいたい、あの座談会では、病院の名前も出ていなかったのにな(大笑い)。

 青木 自分で「うちは看護士の人権を侵害してます」って宣言しているようなものだな(爆笑)。

 谷川 とにかく、今は医療の問題、病院の問題が、大きく取り沙汰されている。さらにまた、看護士の不足問題などが指摘されている。

 青木 そのなかで、病院が看護士の人権を踏みにじる。仕事でもないのに選挙活動を強要する。言語道断だ!

 竹内 それでなくても最近、とにかく医療事故、医療過誤が相次いでいるじゃないか。

 奥村 最近も、東京都板橋区の病院で、事件があった。患者の肝臓に管を刺さって亡くなるという痛ましい事件が発覚した。

 後藤 埼玉県所沢市の病院では、入院患者の人工呼吸器がはずれて、患者が死亡した。
 遺族が先月、病院側を相手取って損害賠償を求める裁判を起こした。

 奥村 渋谷区(東京)の病院でも本年1月、事故があった。患者が胆のう手術を受けた直後に、腹部で大量の出血を起こして亡くなったというものだ。

 後藤 これらの病院は、同じ“系列”という話だな。

 原田 これは政治が取り組むべき問題だ。
 与党も野党も、本腰を入れて、医療事故から国民の生命を守るべきだ。

「横取り」事件

 後藤 政治といえば、共産党による実績の「横取り」が一段と問題になっているようだ。

 奥村 たとえば、東京の世田谷区議会の話だ。
 今月2日、共産党の議員が“子どもの医療費の無料化は共産党の主張が実った”などと質問した。
 それに対して、同区の区長は「共産党から提案されたから実現したという政策は一つもない」「誤解をしないようにしていただきたい」と明確に答弁した。

 青木 「一つもない」か(爆笑)。

 竹内 札幌市の白石区では、こんな事件があった。
 公営住宅の家賃値上げが据え置かれたことについて“共産党市議団の取り組みで実現”と書いたビラが撒かれた。
 そこには“昨年11月の共産党による政府交渉で実現した”云々とあった。

 奥村 それを見た区民が怒ったの何の。
 実際は、昨年11月の時点で既に「家賃の据え置き」の方向で進んでいた。
 共産党がやったことは、それを、ただ「質問して確認しただけ」だった(笑い)。

 後藤 それを“自分たちの実績だ”「粉飾」していたわけか!

 竹内 大阪府の寝屋川市長も、共産党のやり口には憤慨していた。
 市長によると、共産党の議員に“乳幼児医療費助成の拡大が決まったのは本当か”と聞かれた。
 市長は“本当だ。公明党をはじめとする皆さんのお陰だ”と明確に答えた。

 奥村 ところが共産党系の機関紙は“共産党市議団の申し入れに答えたもの”と大ウソをついた。

 竹内 さすがに市長も呆れ果てていた。
 「あきれます。一体、どうなってんねん」
 「(他党が)一生懸命努力した成果を横取りするもの以外の何ものでもありません。それが、天下の政党ですか。まさに、市民を冒涜したといっても過言ではない」と激怒していた。

 青木 情けない。みっともない。呆れ果てて、ものも言えない。

 奥村 ほかにも、あるわ、あるわ。京都府、京都市、兵庫県、川崎市、山口県宇部市等々でも、共産党による「実績の横取り」が続々と発覚し、大問題になっている。

 後藤 とにかく他党が努力して、やっと政策の実現が決まった。すると、これ見よがしに「質問だけ」「請願だけ」する。そのうえで「自分たちの実績だ」と宣伝する。

 奥村 しかも、肝心の予算案には反対しておいて、だ。

 竹内 社会では、依然として「オレオレ詐欺」の被害が続いている。
 何でも「オレがやった」「どの実績もオレの実績」“オレオレ政党”にも要注意だな!

 奥村 その通りだ! 騙されたら、損をするだけだ。

 原田 政治は「実績」「結果」で決まる。政治家ならば堂々と実績を残せ! 勝利の結果を残せ!

 谷川 ところで明日(30日)は、4月の統一地方選の前半戦となる、44道府県議選と15政令市議選が告示になる(4月8日投票)。

 原田 これまで繰り返し確認してきたが、支援活動に当たっては、絶対に無事故・無違反で進めてまいりたい。これが学会の伝統であり、鉄則です。
 我々は、どこまでも公明正大に、正々堂々と支援活動に取り組んでいこうではないか。



『創価新報』2007年3月21日付

青年部座談会 30

竹内青年部長
佐藤男子部長
高木男子部書記長
藤井東海道男子部長
森山学生部長


またもや共産党が「実績の横取り」

“ごまかしの政治などいらない”仏の文豪ユゴー
政治家は真実を語れ! ウソをつくな!


子どもの医療費助成 ジョブカフェを実現した!?
議会で糾弾“彼の実績は一つもない”東京の区長


 藤井 4月の統一地方選挙も間近だ。国民の政治に対する関心が高まっている。

 森山 選挙といえば、いつもいつもデマを撒き散らして妨害する連中! 選挙のたびにデマビラを撒いて、裁判で何度も負けたやつらがいたな。

 佐藤 日顕の一味だ。「デマビラといえば日顕一派」日顕一派といえばデマビラ」。有名だ(笑い)。

 竹内 まず、日顕直属の謀略グループの壇徒らが2000年4月、衆院選を狙って公明党を中傷するデマビラを撒いた事件。
 公明党から名誉棄損で訴えられ、最高裁で壇徒らに損害賠償100万円を命じる判決が確定した(一昨年2月)

 森山 同じデマビラをめぐる別の裁判でも、日顕宗の坊主と壇徒らに、60万円の賠償を命じる判決が確定している(03年7月)。

 高木 さらに、先の謀略グループの壇徒らは01年の参院選、都議選でも別の違法ビラを撒いて訴えられた。
 この裁判でも壇徒に100万円の賠償命令が確定している。

 藤井 選挙のたびにデマビラで断罪、大敗北だ(笑い)。

 佐藤 その謀略グループの壇徒だが、最近めっきり影が薄くなっているようじゃないか。

 高木 そういえば選挙が近づいても、デマビラさえ撒かないな(大笑い)。

 竹内 撒かないんじゃなくて、撒けないんだ(大笑い)。
 親分の日顕が隠居して、もう1年以上。宗内でも、日顕はすっかり「過去の人間」だ。手下もガックリ力を落としている。

 森山 そういえば、この謀略壇徒の機関紙も最近、ますます誰からも相手にされない。
 中身を見ても、名前を出して書く人間が一人もいない。投稿すらない(笑い)。

 藤井 もう、あの一派には誰も関わりたくないんだ。おしまいだな(大笑い)。

質問しただけ

 高木 選挙狙いのデマといえば、あの共産党(笑い)。今回も、あっちこっちで血眼になってデマ宣伝をしているようだな。

 佐藤 またか。党勢がドン底に落ちて、相当焦っているな(笑い)。

 森山 なかでも悪辣なのが「実績横取り」「実績捏造」のデマ! 各地で大問題になっている。

 竹内 有名だ。公明新聞にも毎日のように出ているな。

 藤井 もう数え切れないほどだ(笑い)。たとえば、乳幼児や子どもの「医療費助成」に関するデマ。
 まるで自分たちの手柄のように言いふらしている。

 高木 バカバカしい。東京でも都議会でも厳しく糾弾されたじゃないか。

 森山 その通りだ。東京都では、来年度から中学3年生まで医療費の助成が拡充される。この政策について、公明党の都議が議会で、実施に至った経緯をただした(先月22日)。

 佐藤 都の福祉保健局長が明快に答えた。
 「昨年6月19日、自民党、公明党の申し入れなどを契機に検討に着手し、2007年度予算案に盛り込んだもの」と説明した。

 藤井 さらに都知事が、共産党のあくどいデマ宣伝を鋭く指摘。
 「事実を覆い隠し、自分たちに都合の良い理屈ばかりを、あげつらっている」と批判した(笑い)。

 高木 まったくだ、まったくだ。あの党の姑息なやり口は、もう皆が見破っているよ(大笑い)。

 竹内 だいたい、乳幼児や子どもの「医療費助成」は、公明党が各地で推進してきた政策だ。

 森山 東京都でも昨年6月、公明党が自民党にも呼びかけ、都知事に申し入れた。そこから具体的な検討が始まった。都の福祉保健局長が明言した通りだ。

 藤井 ところが共産党は“議会で質問した”“条例案を出した”などというだけで「自分たちの実績だ」と騒いでいる。

 佐藤 インチキもインチキじゃないか。
 まさか“質問した”だけで、政策が実現するとでも思っているのか(大笑い)。

 高木 だったら政治家なんて、よっぽど楽な仕事だよ(爆笑)。

 竹内 悪質きわまりないデマだ。そもそも政党が「実績」という以上は、少なくとも次の3点が必要だ。
 (1)議会などで提案する
 (2)必要な財源を確保する
 (3)関連予算を成立させる

 この三つがそろって、初めて政党の実績といえる。当たり前の常識だ。

 高木 あそこはやるのは、せいぜい(1)だけだ(笑い)。
 ギャーギャー騒ぐだけで、財源を作るのに必要な行政改革などの努力をしない。しかも予算案には反対ばかり。これで、どうやって「実績」というんだ?(大笑い)

川崎、京都でも

 佐藤 都議会だけじゃない。神奈川県川崎市でも、共産党が「子どもの医療費助成の拡充」などを自分たちの実績のように宣伝して、大顰蹙を買ったな。

 藤井 先月28日の市議会で、市長が明確に答弁した。
 「(財源を生み出す行政)改革に反対しており、おまけに成果だけは自分たちの手柄としている人たちがいることは、はなはだ残念」と、共産党を厳しく糾弾した。

 竹内 全国各地で、この調子だ(笑い)。悪辣なデマが続々と暴かれている。

 高木 東京・世田谷区、京都市でも、共産党の“医療費助成”に関するデマ宣伝が議会で粉砕されたな。

 森山 世田谷の区長にいたっては「共産党から提案されたから実現したという政策は一つもない」とまで断言していた(笑い)。

 佐藤 “実績が一つもない”だよ(笑い)。これが“実績”だ(大笑い)。

公明党が実現

 高木 この“医療費助成”だけじゃない。共産党はなんと「ジョブカフェ」についても、あちこちで「実績横取り」のデマ宣伝をやりはじめた。

 森山 びっくり仰天だ。いうまでもなく「ジョブカフェ」は、誰もが認める正真正銘の公明党の実績だ。
 その実績まで「横取り」しようとしたのか!

 高木 たとえば千葉県。共産党は機関紙(2月26日付)に「2006年で閉鎖予定だったジョブカフェの継続」などと、あたかも自分たちの力で存続させたかのように書いた。

 佐藤 当然、まったくのウソ八百だ。
 あまりにも悪辣なデマだったので、今月6日、県議会で公明党の議員が厳しく批判。“共産党の言ってることは事実か”と県側の見解を求めた。

 高木 県の役人は皆キッパリと否定した。
 「閉鎖する予定はなかった」(産業人材課長)「以前から事業を継続する方針を固めていた」(商工労働部長)等と答えた。

 藤井 実に明瞭、明快じゃないか(笑い)。

 森山 そもそも「ジョブカフェ」は、03年11月の衆院選で公明党「マニフェスト」「全国への設置」を掲げた政策だ。

 佐藤 もちろん、この時の共産党の公約には「ジョブカフェ」「カ」の字もない(大笑い)。

 竹内 さらに公明党青年局が中心になり“設置推進”を求める署名運動を、全国で展開。
 翌年、数多くの賛同の声を、各都道府県知事に提出した。

 森山 千葉でも、県知事に約3300人分の署名と要望書を手渡した(04年4月)。

 藤井 知事は「要望に近い形で実現できるように努力する」と返答。そして同年6月、船橋市内に開設された。

 佐藤 これが実際の経緯だ。公明党“産みの親”であり“育ての親”だ。

 高木 ところが、だ。共産党はなんと“ジョブカフェを開設したのも自分たちだ”とまで言い放っていた。

 森山 ほかでもない。機関紙の「赤旗」(昨年11月9日付)に、明確に証拠が残っている。
 「八日夕、JR新八柱駅前に日本共産党の小池晃彦参院議員・政策委員長が駆け付け、約四百人の聴衆を前に」「若者の仕事探しのための『ジョブカフェ』開設など党市議団の実績を紹介」したとハッキリと書いた。

 藤井 何だと! 真っ赤な大ウソじゃないか!

 竹内 政策委員長といえば「党のナンバー4」といわれる立場だ。その最高幹部が公衆の面前でデマ宣伝をし、機関紙にも載せた。
 これは重大な問題だ。場合によっては、ただでは済まないよ。

もともとは「反対」

 森山 だいたい共産党は、ジョブカフェを含む政府の“青年雇用政策”に一貫して反対していた。機関紙でも繰り返し批判していた。

 高木 ところがジョブカフェは開設以来、全国で大好評。
 現在では、46都道府県95カ所に設置。延べ約386万人が利用し、約20万人が就職している(昨年11月調査)。

 佐藤 すると共産党は突然“自分たちの実績だ”(爆笑)。

 藤井 もともと“反対”していたものまで“実績”にしようとする。この卑劣! 愚劣!

 竹内 そんなことだから、都知事から「共産党は他人のやった仕事を横取りするハイエナという獣に似ている」と笑われるんだ(笑い)。

 森山 僕の友人が呆れ返っていたよ。
 「あそこは自分たちに本物の実績がないから、他人の実績を横取りするか、捏造するしかない」
 「それにしても、ニセモノの実績を宣伝させられる支持者が哀れだな」とゲラゲラ笑っていた(大笑い)。

 藤井 神奈川の男子部員もビラを見て、大笑いしていた。
 「よく見ると『共産党が~をした』という表現が、ほとんどない。主語がなかったり、曖昧にボカしている。結局、誰がやったことなのか分からない」と鋭く見ていたよ(笑い)。

 高木 まったくだ。あそこはいつも「~を実現させた」だの。「みなさんの運動と共産党のがんばりで~が実現」だの。
 ごまかしばかりの“共産語”人を騙そうとする(笑い)。

 竹内 だいたい「みなさん」って誰だ?
 ひょっとして、他党の支持者も入れているじゃないだろうな(爆笑)。

 佐藤 どっかの法人のCMじゃないが、いつもいつも「ウソ、大げさ、紛らわしい」。ハイエナ政党のデマ宣伝には要注意だ(笑い)。

宗教弾圧の末路

 高木 共産党といえば、これまで党を挙げて陰湿、卑劣な宗教弾圧に狂奔してきた。
 公明党の支持団体の学会をさんざんデマで攻撃してきた。

 藤井 日顕宗の片棒まで担いだ。あのシアトル事件に絡んだデマでも大騒ぎしたじゃないか。

 森山 その通りだ。“学会がアメリカ連邦政府のコンピューターにデマ情報を埋め込んだ”日顕宗が騒いだ事件だ。
 ご存知の通り、このデマ事件では、最高裁が宗門と日顕本人を断罪(03年9月)。400万円の賠償命令が厳然と下っている。

 佐藤 ところが共産党は、この事件にかこつけたデマ記事を、機関紙の1面トップにデカデカと載せて学会を中傷した。

 竹内 最高裁が明確に“悪辣なデマだ”と結論したんだ。
 共産党は当然、謝罪すべきだ。機関紙にも「記事はウソでした。申し訳ありませんでした」と載せて、学会に謝るべきだ。

 藤井 当然だ。ところが、裁判の結果すら1行も載せていない。

 森山 結局「社会の常識」というものが全然ないんだな、あそこは(大笑い)。

 高木 宗教弾圧といえば、北海道のウソつき夫婦の「狂言訴訟」。あのデマ事件でも、共産党の連中が暗躍していた。

 佐藤 ウソつき夫婦や、極悪ペテン師の山崎正友の一派が、共産党の関係者と一緒に忘年会までやっていた。そういう事実も発覚している。

 竹内 だいたい、あのウソつき女房を最初に登場させたのは、共産党の機関紙だ。ウソつき女房の狂言手記が、雑誌に出るよりも前のことだ。

 藤井 どれだけ奥深く結託していたか。その動かぬ証拠だ。

 高木 ご存知の通り、ウソつき夫婦の訴えは「100万件に1件」といわれるほど悪辣な「訴権の濫用」として却下された。最高裁で01年6月、厳然と断罪された。

 森山 この一件でも、共産党は学会に一言も謝罪していない。まったくウンスンもない。

 藤井 一事が万事だ。要するに「反省」がない。だから同じ過ちを繰り返す。嫌われる。選挙にも負け続ける(笑い)。

 佐藤 筋金入りの「デマ体質」「独善」。嫉妬に狂って宗教弾圧をした揚げ句、見る見るうちに大凋落しちゃった(笑い)。

 竹内 宗教弾圧の政治家は滅びる。政党ごと没落している、あの党が何よりの証拠じゃないか(笑い)。

 佐藤 ともあれ、フランスの文豪ユゴーは「国民に必要なのは、偽善的な言動や、ウソや、政治的ごまかしではない」と喝破した。
 政治家は真実を語れ! ウソをつくな!

 竹内 問われているのは「人間としての質」だ。ウソやデマで国民を騙す政治家など論外だ。





© Rakuten Group, Inc.